先日、フランス代表の東京オリンピック出場候補メンバーリスト80人の中に登録されていたことが明らかになったパリ・サンジェルマンのFWキリアン・ムバッペ。
しかし、PSGはユーロ2020の出場も仮定した場合の過密日程を問題視しており、ムバッペの派遣を拒否する姿勢を強めている。また、同様の理由としてブラジル代表FWネイマールの出場にも難色を示しており、日本で彼らのプレーを見れる可能性は低そうだ。
そこで今回は両選手の他に東京五輪出場の可能性が浮上している有名選手たちを紹介する。
マッツ・フンメルス&トーマス・ミュラー
国:ドイツ
ドイツ代表のオーバーエイジ枠招集候補に浮上しているのはバイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラーとボルシア・ドルトムントのマッツ・フンメルス。
両選手はA代表のヨアヒム・レーブ監督からの構想から外れており、EURO2020への影響を気にせず招集することができる。また、すでにU-23ドイツ代表指揮官を務めるシュテファン・クンツ監督がミュラー招聘に動いていることも明かしており、5月までに状況を確認することになるようだ。
クリスチャン・プリシッチ
国:アメリカ
チェルシーのアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチも東京五輪に出場する可能性がある選手。まだ、アメリカ代表の東京五輪出場は決まっていないが、同国にとって現在21歳の同選手はオーバーエイジ枠を消費せずに招集できる選手として招集したくないとは考えていないだろう。
しかし、問題はチェルシーの説得。東京五輪は国際サッカー連盟(FIFA)主催ではなく国際オリンピック委員会(IOC)の管轄の下で開催されるため、各クラブは招聘の拒否権を持っている。最長で8月8日まで開催される東京五輪だが、来シーズンへの影響を考えると出場は厳しい状況にあるかもしれない。
ダニ・セバージョス
国:スペイン
レアル・マドリードからアーセナルにレンタル移籍されているスペイン代表MFダニ・セバージョス。東京五輪の出場権を争ったU-21欧州選手権で優勝に貢献しており、同大会への出場の可能性が浮上している。
そんなセバージョスはEURO2020と東京五輪の両方の出場を望んでいるとのこと。来シーズンはマドリードにレンタルバック予定だが、クラブは東京五輪の出場を許可するのだろうか。
モハメド・サラー
国:エジプト
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーも東京五輪に出場する可能性がある選手だ。母国開催でもあった2019年のアフリカネーションズカップで優勝は出来なかったが、母国にタイトルを導くために東京五輪に出場する可能性もありそうだ。
しかし、サラーの出場にもクラブチームの承認は欠かせない。以前ユルゲン・クロップ監督は「プレシーズンでも選手を失いたくない」とコメントしており、主力選手の東京五輪招聘には否定的な意見を述べていた。
果たして、何人の有名選手が日本に来ることになるのだろうか。
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