
5位:セレッソ大阪
2019結果:5位/2020注目選手:奥埜博亮
大阪のピンクのチーム、セレッソは、まずまずな2019シーズンを過ごした。開幕後まもなく14位まで順位が下がったこともあったが、すぐ立ち直り残留争いに巻き込まれることもなかった。多くの時間を上位半分内で過ごし、後半には調子を上げ優勝争いにまで手をかけた。タイトルを獲得するまでの調子ではなかったが、5位と結果には満足してもいいだろう。
チームに関しては、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督お気に入りのキープレイヤー達が残り、2020年も豪華な選択肢となるだろう。目立った移籍といえば、前年優勝の横浜F・マリノスに渡ったミッドフィルダーの水沼宏太、そしてサウジアラビアのアル・イテファクに渡ったブラジル人のソウザのみだ。
重要な戦力のマテイ・ヨニッチ、松田陸、奥埜博亮、清武弘嗣、藤田直之、柿谷曜一朗がら残り、ウルグアイのデポルティーボ・マルドナドからレンタル中のブラジル人ストライカー、ブルーノ・メンデスは1シーズン契約延長となった。

ソウザの代わりに加入したのは、ブラジルのシャペコエンセから期限付き移籍となったルーカス・ミネイロだ。ベルギー1部からも2人の才能の溢れる日本人選手がやって来て、長居陸上競技場でプレーすることとなる。シント=トロイデンから小池裕太、KASオイペンから豊川雄太だ。両選手共に以前は鹿島アントラーズの選手であった。
比較的変更のなかったチームメンバーが揃い、C大阪は2020年も前シーズンとほぼ同じ結果になると見込んでいる。安定の上位フィニッシュで、優勝争いとはまだ行かないも、下位チームとの差を見せた戦いをするだろう。ロティーナ監督率いるチームが昨年のような開幕直後の不調に陥ることなく、2019年より力強いパフォーマンスを見せてくれることを期待しよう。
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