ノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドの獲得に成功したボルシア・ドルトムントだが、同選手の父親にも多額の金を支払っていたようだ。30日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
日本時間29日にホランドの獲得を発表したドルトムント。マンチェスター・ユナイテッドやユベントスとの獲得レースを制している。そのドルトムントだが、ホランド獲得のために父親にも金を支払っていたようだ。
報道によるとドルトムントは、2000万ユーロ(約24億4000万円)を移籍金としてレッドブル・ザルツブルクに、1500万ユーロ(約18億3000万円)を手数料として代理人のミノ・ライオラ氏に、1000万ユーロ(約12億2000万円)をホランドの父親に支払っていたようだ。合計で50億円を超える金額だ。
また、代理人のライオラ氏は、フランス代表MFポール・ポグバがユナイテッドからユベントスへ移籍した際と同様に、将来の移籍で発生する移籍金の中から高いパーセンテージの手数料がライオラ氏の懐に入る契約を望んでいたという。ポグバがユベントスからユナイテッドに復帰した際には、移籍金の内4900万ユーロ(約59億8000万円)がライオラ氏の手に渡ったと言われている。今回もそれと同じような契約が盛り込まれている可能性はあるだろう。
ユナイテッドやユベントスとの競争に勝ったドルトムントだが、実現のためにあらゆる手を尽くしたのだろうか。
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