今シーズンは負傷で出遅れはしたが、もうすぐ終わろうとしている2019年も絶好調だつたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。2019年に積み重ねたゴールは50に達している。この数字を上回るのは、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキだけだ。
今回は、今年度のバロンドーラーであるメッシが、2019年に記録した5つの記録をご紹介する。
6度目のピチーチ賞
昨シーズンに36ゴールを記録し、ラ・リーガ得点王(ピチーチ賞)に輝いたメッシ。直近5シーズンで4度のリーグ制覇を果たしているバルセロナへの、同選手の貢献度は計り知れない。そんなメッシだが、昨シーズンのピチーチ賞は自身6度目。テルモ・サラ氏に並び、ラ・リーガ最多記録となった。
16シーズン連続ゴール
今年10月に行われたセビージャ戦に4-0で快勝したバルセロナ。メッシはこの試合の78分にダメ押しとなる4点目を決めている。このゴールにより、メッシはラ・リーガで1シーズン連続でゴールを記録した数少ない選手となった。記録達成時はメッシのみがもつ記録だったが、10月30日にレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスも記録に並んでいる。
15シーズン連続CLゴール
リーグ戦で一貫性のあるパフォーマンスを見せてきたメッシだが、チャンピオンズリーグ(CL)でもそれは変わらない。10月24日に行われたスラビア・プラハ戦でゴールを記録したメッシは、15シーズン連続でCLでゴールを記録した選手となった。レアル・マドリードのレジェンド、ラウル・ゴンザレス氏と元フランス代表FWカリム・ベンゼマが持つ記録を更新している。
CLで異なる34クラブから得点
メッシは11月28日に行われたボルシア・ドルトムント戦で決勝点となる2ゴール目を決めた。これにより、CLで異なる34クラブからゴールを挙げた初の選手となった。
これまでに114ゴールをCLで記録しているメッシだが、最も被害に遭っているのがアーセナルだ。9つのゴールを許している。また、決勝トーナメント1回戦でナポリを相手にゴールを決めれば、記録を35に伸ばすことができる。
6度目のバロンドール
メッシが2019年に成し遂げた偉業の中で、最も凄まじいものが6度目のバロンドール受賞だろう。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとともに5度この賞を掲げてきたメッシだが、その数字を6に伸ばし最多記録を更新した。現代サッカー界の王と呼ぶに相応しい記録だ。
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