元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとミランの契約について様々な報道がされているが、まだ合意には達していないようだ。5日、アメリカ『ESPN』が伝えている。
イブラヒモビッチは先月13日にロサンゼルス・ギャラクシーを退団することを発表。セリエA復帰を表明し、移籍先には古巣のミランが有力とされ契約合意も報道された。しかし『ESPN』によると、同選手の代理人ミノ・ライオラ氏とクラブ側は何度も会談を行っているが、未だに合意に達していない状況のようだ。ミランは若手補強の戦略に基づき、ここ1年間25歳以下の選手のみしか獲得しておらず、38歳のイブラヒモビッチはポリシー外となることが一つ。さらに、週給23万ユーロ(約2700万円)の高額な給料が最も大きなネックになり、幹部の間でも意見が分かれているという。
しかし、イブラヒモビッチはミランがどれだけ自分を必要としているかを知っている。ミランのFWの選手達は結果を残せておらず、トップストライカーを求めている状況だ。今年でクラブ120周年のミランにとってはマーケティングの意味も含めて、イブラヒモビッチを獲得する効果は十分期待できる。
同選手はイタリア誌『GQイタリア』では以下のように語っている。
ズラタン・イブラヒモビッチ
「勝利に戻らなければならないクラブ、歴史をアップデートするクラブ、すべての人とあらゆるものとの戦いを模索するクラブに加入する。そんなクラブで初めて俺は必要な力を発揮し、再びみんなを驚かすことができる。近いうちにイタリアで会おう」
引き続き、イブラヒモビッチの去就に注目していきたい。
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