元ブラジル代表選手であり現在レアル・バジャドリードのオーナーであるロナウド氏が、アジア全域にリーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)を広めるために尽力している。フットボール・トライブ・マレーシアが報じる。
3日に行われた「SPIAアジア・スポーツ・インダストリー・アワード&カンファレンス」の中でロナウド氏は、アジアのサッカーファンの協力を得て、ラ・リーガはよりグローバルになる可能性があると語った。
「私は現役時代、7年間をラ・リーガで過ごし、その内の3年はレアル・マドリードに所属していました。このリーグとは長い繋がりがあり、世界でも最高のリーグだと保証できます」
「今はバリャドリードで社長になりました。大きなチャレンジだが可能性を感じていて、チームはうまくやれると思います。アジアは巨大なマーケットですから、ラ・リーガがこの地域でも認知される国際的なブランドになることを期待しています」
ロナウド氏は、日本、韓国、そしてオーストラリアを担当しているラ・リーガのマネージングディレクターのイヴァン・コディーナ、そしてフィリピンの担当であるアルムデナ・ゴメスを挙げ、彼らの活躍によってラ・リーガのブランド認知がアジアで広がっていることを称えた。
彼らの尽力は、ラ・リーガのクラブ、RCDマヨルカのサッカースクールの流行にも現れている。現在マヨルカは、マレーシアのジョホールも含めた20カ国でスクールを展開している。
かつてバルセロナとマドリードのストライカーとして活躍したロナウド氏は、2018年9月にバリャドリードの社長、そしてオーナーとなった。前オーナーのカルロス・スアレス氏に代わり、クラブの株の51%を買い取っている。そして昨年バリャドリードは、5年ぶりにラ・リーガ、トップリーグに復帰した。
また、ロナウド氏はそれ以前、アメリカのフロリダ州にあったフォートローダーデール・ストライカーズというクラブのオーナーを務めていたが、2016年に解散している。
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