11月も熱戦続々!
徐々に今シーズンの明暗が分かれつつあるプレミアリーグ。大方順当勝ちと思われた一戦も肩透かしを食らう結果になることも多く、プレミアリーグ各チームのプレーレベルが均衡していることの表れであるだろう。
そんな熱戦続くプレミアリーグの11月注目試合をご紹介したい。
◆レスター・シティvsアーセナル
キックオフ:11/10 2:30
ビッグ6の牙城を崩すための試練到来
虎視眈々と上位進出を狙うレスター・シティにとって自分たちの強さを試す絶好の機会が訪れた。キング・パワー・スタジアムでアーセナルを迎えるこの一戦はまさに戦力同等の手に汗握る内容になるはずだ。
試合内容、現状の順位、サウサンプトン戦での大勝などを鑑みても、今のレスターは非常に良い方向に向かっている。この勢いを持続させてトップ4フィニッシュを実現させるべく、このアーセナル戦は勝利にこだわりたいところ。
対するアーセナルはかつてプレミアリーグに優勝した2015-2016シーズンよりも戦力・戦術の向上に成功しているレスターをどのように攻略するか、また昨シーズンのキング・パワーで0−3の大敗を喫した嫌な過去を払拭することができるだろうか。「何も変わっていない」と揶揄される周囲の意見を黙らせるためにもここは内容結果ともに満足いくものにしたい。
◆リバプールvsマンチェスター・シティ
キックオフ:11/11 1:30
プレミアリーグの2強同士がいよいよ対戦!
徐々にプレミアリーグは6強ではなくなり、リバプール、マンチェスター・シティの2強の方向に向かっている。そんな昨シーズンの優勝争いを演じた2強同士がいよいよアンフィールドで決戦を行う。
今シーズンリーグ戦で未だに負けなし、アンフィールドでは全勝のリバプールはコップスタンドの声援を後押しに勝利を収めたい。圧倒的な勝ち点差を広げ安心した状態で、チャンピオンズリーグや12月開催のクラブワールドカップに挑みたいとユルゲン・クロップも考えているはずだ。
2017年のペップ・グアルディオラ就任以降、意外にもマンチェスター・シティはアンフィールドでは1勝もできていない。思えばシーズン無敗を止められたのも、チャンピオンズリーグで負けたのもすべてアンフィールド。プレミアリーグ3連覇するためにはリバプールの独走を止めなければならない。まったく良い思い出のないこの場所で爪痕を残すことができるだろうか。
◆マンチェスター・シティvsチェルシー
キックオフ:11/24 2:30
新生チェルシーがエティハドに乗り込む。
10月はリバプールが強豪との連戦を乗り越え強さを証明した。11月はマンチェスター・シティの番だ。前述のリバプール戦からインターナショナルマッチウィークを挟んでチェルシーをホームで迎える。リバプールをキャッチアップするためにもこの2試合は何としても勝利で終えたいところだ。
エデン・アザール依存とは一体何だったのだろうか。今シーズン開幕前、アザールの穴により大きく苦戦するだろうと予想したアナリストも多かったチェルシーだったが、その意見は今のチェルシーの状況を前に無意味なものとなった。新旧メンバーの融合に成功し、チーム全体に勢いがかっているチェルシーはシティ相手にどのような90分を見せるか。チャンピオンズリーグ、アヤックス戦の勝利を含む公式戦7連勝は自信を持っていい結果。しかもアントニオ・リュディガーやルーベン・ロフタス=チークを欠いての7連勝のポテンシャルは計り知れない。
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