序盤戦という段階を終えたと言っていい各国のリーグ戦。様々なクラブの今シーズンの問題点や優れた点が見え始めている。
それは選手たちも同じで、例年に比べてハイペースで得点を量産する選手がいれば、例年に比べてペースが上がってこない選手もいる。
今回フォーカスするのは前者。得点効率がえげつない、驚異的なペースでゴールを量産するストライカーたちをご紹介する。
ウィサム・ベン・イェデル
クラブ:モナコ
今シーズン好調を維持しているのがモナコのベン・イェデルだ。ここまでリーグ戦8試合に出場し、8ゴール1アシストの活躍を見せている。1試合平均1ゴールの計算だ。
エディンソン・カバーニやネイマール、キリアン・ムバッペといった選手たちが出遅れた、今シーズンのリーグアン。得点王の可能性も十分に残されている。
ドメニコ・ベラルディ
クラブ:サッスオーロ
下部組織出身で、クラブとの契約を2024年まで延長したベラルディ。今シーズンは開幕から絶好調だ。リーグ戦6試合の出場で6ゴール2アシストと、ハイペースでゴールを生み出している。
チームのエースと呼ぶに相応しい活躍を見せているベラルディ。この調子を維持することができれば、クラブの象徴と呼ぶに相応しい選手へと昇華していくだろう。
セルヒオ・アグエロ
クラブ:マンチェスター・シティ
ガブリエル・ジェズスという若手ストライカーの存在感が日に日に増してきているが、シティのエースは相変わらずアグエロと言っていいだろう。
アグエロはリーグ戦8試合で8ゴール2アシストと、ゴールを量産。31歳となった現在でも、衰える気配が見えてこない。2014/2015シーズンぶりとなる得点王の座も射程圏内だ。
チーロ・インモービレ
クラブ:ラツィオ
今シーズンのインモービレは、まさしく絶好調だ。リーグ戦8試合で9ゴール3アシストと、手が付けられない状態になっている。チームのゴール数の3/4に関与していることになる。
これまでに2度得点王に輝いているインモービレだが、単独での得点王は1度もない。今シーズンは十分にそれが狙えるチャンスだ。
ロベルト・レバンドフスキ
クラブ:バイエルン・ミュンヘン
今回紹介する選手の中でも、一際強烈に輝いているのがレバンドフスキだ。9試合で12ゴールを稼ぎ出しており、57分間に1ゴールのペースで得点を量産している。このペースを維持すると、シーズン終了時には44ゴールを記録している計算になる。
ケガ人が続出し、最終ラインの不安が少なくないバイエルン。それでも3位に留まることができているのは、8試合で22得点という超強力な攻撃陣が奮闘しているから。今シーズンのバイエルンの順位は、この男の活躍と密に連動していく可能性がある。
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