日本時間23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節のクラブ・ブルッヘ戦に、52分から出場し、1ゴール目からわずか22分間の間にハットトリックを達成したキリアン・ムバッペ。弱冠の男は世界中に衝撃を与えた。
今シーズンは負傷により出遅れたムバッペ。しかし、ここ2試合の出場で4ゴールと、その遅れを取り戻すパフォーマンスを見せている。今回は、CLで圧巻のハットトリックを記録した同選手の、考えられない驚異的な記録の数々をご紹介する。
記録ずくめのハットトリック
クラブ・ブルッヘ戦で38分間ピッチに立っていたムバッペ。ハットトリックだけでなく、1つのアシストも記録している。9.5分に1回のペースでゴールを生み出した計算だ。また、22分間でのハットトリック達成は、CL史上最速記録となっている。
そして、エムバペはクラブ・ブルッヘ戦の4日前にニース戦で1ゴール、1アシストを記録。彼はこの試合に83分から出場しており、直近2試合では7.5分間に1ゴールを生み出している計算だ。驚異的と言うにもほどがある。
年少記録も次々と
CL通算17得点となったムバッペは、リオネル・メッシを上回るペースでゴールを量産している。メッシがCL通算15ゴールを達成したのは21歳と288日時点。ムバッペは20歳と306日だ。
また、ムバッペと同年代時にハットトリックを記録した選手はラウル・ゴンザレス、ウェイン・ルーニー、エルリング・ブラウト・ホランド、ヤクブ・アイェグベニの4選手のみ。錚々たるメンバーと肩を並べることになった。
昨季からは怪物の領域に
今シーズンのムバッペは、440分間の間に6ゴール、4アシストを記録している。44分間に1つのゴールを生み出している計算だ。
2018/2019シーズンは51試合の出場で45ゴール、19アシストを記録。最早、ヤングスターや次世代のスターと呼ぶ選手の領域を、はみ出てしまっている。
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