代表ウィークがついに終わり、約2週間ぶりに各国のリーグ戦が再開している。代表国と同じくらいに、それ以上にクラブチームを愛する人たちにとっては待ち遠しい2週間だっただろう。
今回は、今週末行われる試合の中から、今後の戦況を占う注目の5試合をピックアップしてご紹介する。
アトレティコ対バレンシア
キックオフ:19日23:00~
8試合を終えて4勝3分1敗と、少し出遅れた感のあるアトレティコと3勝3分2敗のバレンシアが、ワンダ・メトロポリターノで激突する。
7ゴールと得点量不足ながら、リーグ最少失点と自慢の堅守を今シーズンも維持しているアトレティコと、マキシ・ゴメスやデニス・チェリシェフといった確かなクオリティを持った選手たちの激突は白熱すること間違いなし。
パレス対マンC
キックオフ:20日1:30~
この試合は、マンチェスター・シティがプレミアリーグ3連覇の夢を追い続けられるかどうかを左右する注目の一戦だ。すでに首位リバプールと8ポイント差をつけられ苦しい立場にいるシティは、この試合も落とすとなるとかなり厳しい立場に追い込まれる。
ただ、クリスタル・パレスは一筋縄ではいかないチームだ。昨シーズンは最終ラインに6人をも並べるスタイルで、シティを苦しめた。今シーズンは4勝2分2敗の6位と好調。激しい試合が予想される。
ドルトムント対メンヒェングラートバッハ
キックオフ:20日1:30~
第7節を終えて5勝1分1敗で首位をキープしているボルシア・メンヒェングラートバッハ。アウェイでライバルのボルシア・ドルトムントを蹴散らし、この勢いをキープできるだろうか。
注目は7試合で19得点と破壊力抜群のドルトムント攻撃陣と、1試合平均1失点を下回るメンヒェングラートバッハ守備陣の対決。
パコ・アルカセル、マルコ・ロイスといったドルトムントの点取り屋とメンヒェングラートバッハの点取り屋アラサヌ・プレア。結果を残すのはどちらになるだろうか。
サッスオーロ対インテル
キックオフ:20日19:30~
ユベントスに敗れ、不安を抱えたまま代表ウィークに突入したインテルは、サッスオーロ戦で自信を取り戻すことができるだろうか。
首位ユベントスとの勝ち点差はわずかに1。リーグ最高レベルの守備力を武器に、絶対王者にプレッシャーを与えることが期待されている。
また、インテルで輝きを放つステファノ・センシにとっては、初の古巣との一戦。特別な試合になるだろう。
マンU対リバプール
キックオフ:21日0:30~
首位をひた走るリバプールが、アウェイでマンチェスター・ユナイテッドと激突するこの一戦は、今週末に最も注目が集まる試合だ。
低調を極めるユナイテッドに対して、リバプールは強者の戦いぶりを見せつけている。この試合に勝利すれば、初のプレミアリーグ優勝にまた少し近づくことになる。この試合からの20日間でトッテナム・ホットスパー、マンチェスター・シティとも対戦するだけに、景気づけと行きたいところだ。
対するユナイテッドは、2勝3分3敗と混迷の時間を過ごしている。リバプール戦に敗れれば、オーレ・グンナー・スールシャー監督が解任されるのではないかと噂されている。
この一戦は、ピッチ外にも大きな影響を与える試合になりそうだ。
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