
第8節までを終えたプレミアリーグ。昨シーズン王者のマンチェスター・シティがすでに2敗を喫するなど、開幕前には想像もつかなかったことが、すでに起き始めている。
今回は、良い意味で予想できなかった点にフォーカス。今シーズンからプレミアリーグに参戦し、活躍を見せているニューカマーたちだ。
前回は、輝きを放つ、プレミアリーグのニューカマー10選手!【前編】をご紹介した。今回は【後編】。皆さんはどの選手の活躍に期待するだろうか。

マシュー・ロングスタッフ
クラブ:ニューカッスル・ユナイテッド
ロングスタッフのプレミアリーグでのキャリアは、わずか1試合。ただ、その1試合がとても印象的だった。
兄のショーンとともに、マンチェスター・ユナイテッド戦に先発出場を果たした彼は、72分に決勝点を挙げたのだ。それだけでなく、中盤を駆け回り広大なスペースをカバー。1-0勝利に大きく貢献している。今後の飛躍を占うようなパフォーマンスを見せてくれた。

ジョン・マッギン
クラブ:アストン・ビラ
昨夏にビラに加入し、チームの年間最優秀選手に選ばれたマッギン。チームのプレミアリーグ昇格に大きく貢献するなど、充実のシーズンを過ごしていた。
そのマッギンはプレミアリーグ初挑戦となった今シーズンも印象的なパフォーマンスを見せている。中盤を司り、すでに3ゴールを記録。マンチェスター・ユナイテッド移籍の噂を嘲笑する人たちもいたが、あながち過大評価ではなかったのかもしれない。

セバスティアン・ハラー
クラブ:ウェストハム・ユナイテッド
アイントラハト・フランクフルトで違いを見せつけていた男は、ウェストハムでも特別な選手であり続けている。現在8位と、戦力を考えると少しばかり物足りなさは感じるが、4ゴール記録しているハラーがいなければより物足りなさを感じるシーズン序盤になっていただろう。
クラブ史上最高額となる移籍金をハラーに費やしたとされているウェストハム。シーズン終了時には、その投資が間違っていなかったという判断が下されそうだ。

オリバー・ノーウッド
クラブ:シェフィールド・ユナイテッド
2018年からシェフィールドでプレーするノーウッドは、チャンピオンシップ(英2部)で確かな実績を残してきた選手だ。マンチェスター・ユナイテッド下部組織出身という経歴を考えると大成功とは言えないかもしれないが、彼ほどに信頼に足る選手を探すのも難しい。
そのノーウッドはプレミアリーグでも信頼に足るパフォーマンスを見せ続けている。昇格組ながら13位と善戦しているシェフィールドの中盤に欠かせない選手だ。

ダニエル・ジェームズ
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
今夏の移籍市場でユナイテッドに加入したジェームズ。加入前から注目され、プレシーズン中も期待され続けた彼は、その期待を裏切らないパフォーマンスを見せている。
現在2勝3分3敗の12位と苦しむユナイテッドだが、唯一の希望の光とも言えるのがジェームズの存在だ。正直、周囲の予想を上回るスピードでステップアップを果たしている。すでに3ゴールを記録するなど、結果の面でも申し分ない。
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