昨シーズン、プレミアリーグは804人もの負傷者を出した。当然のことではあるが、給料が高い選手が離脱すればそのチームのダメージは大きい。
オーストラリアメディア『カタパルト』によると、昨シーズンのマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドが負傷で試合に出られなかった選手たちに対して4370万ポンド(約60億円)を支払ったとも伝えられている。中でもベルギー代表MFケビン・デ・ブライネはシーズンの半分以上を棒に振っており、年棒の半分以上は負傷中に受け取っていたようだ。
そこで今回は英メディア『90min』が特集した、昨シーズンのプレミアクラブが負傷選手に支払った給料を紹介していく。
20位 ウルバーハンプトン・ワンダーランズ
怪我人に支払った給料:68万ポンド(約9000万円)
19位 カーディフ・シティ
怪我人に支払った給料:260万ポンド(約3億5000万円)
17位 レスター・シティ
怪我人に支払った給料:350万ポンド(約5億円)
17位 ハダースフィールド・タウン
怪我人に支払った給料:350万ポンド(約5億円)
昨シーズン、プレミアリーグを7位で終えUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得したウルブスが最も怪我人の被害が少なかった。また、チーム全体の給料の2.4%しか怪我人に給料を払っておらず、最も効率よくチームを運用できたチームだった。
16位 フラム
怪我人に支払った給料:380万ポンド(約5億2000万円)
15位 ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン
怪我人に支払った給料:400万ポンド(約5億5000万円)
14位 バーンリー
怪我人に支払った給料:440万ポンド(約6億円)
13位 ワトフォード
怪我人に支払った給料:510万ポンド(約7億円)
11位 ボーンマス
怪我人に支払った給料:600万ポンド(約8億円)
11位 ニューカッスル・ユナイテッド
怪我人に支払った給料:600万ポンド(約8億円)
15位と比較的怪我人による影響は少なかったフラムだが、昨季は19位で終わり降格となった。
また、10位のボーンマスが怪我人に支払った額はチーム全体の給料の18.5%とほかの上位と比べても引けを取らない額だった。
10位 サウサンプトン
怪我人に支払った給料:670万ポンド(約9億円)
9位 エバートン
怪我人に支払った給料:800万ポンド(約11億円)
8位 チェルシー
怪我人に支払った給料:840万ポンド(約11億5000万円)
7位 クリスタル・パレス
怪我人に支払った給料:850万ポンド(約11億6000万円)
6位 リバプール
怪我人に支払った給料:1120万ポンド(約15億円)
8位チェルシーと6位リバプールは順位は高めだったが、怪我人に支払った額はチーム全体の給料から考えればそれほど多くはなく、チェルシーが8.7%。リバプールが12%と選手の運用はしやすかったと考えられる。
5位 ウェストハム・ユナイテッド
怪我人に支払った給料:1280万ポンド(約17億5000万円)
4位 トッテナム・ホットスパー
怪我人に支払った給料:1350万ポンド(約18億5000万円)
3位 アーセナル
怪我人に支払った給料:1440万ポンド(約20億円)
2位 マンチェスター・ユナイテッド
怪我人に支払った給料:2070万ポンド(約27億円)
1位 マンチェスター・シティ
怪我人に支払った給料:2300万ポンド(約31億5000万円)
トップ5は上記の通り。1位と2位はユナイテッドの2クラブが2000万ポンドを超えたのは両クラブのみとなった。
また、シティが怪我人に支払った額はチーム全体の給料の19.9%。ユナイテッドは19.7%と全体の約2割の給料が怪我人に支払われていたようだ。
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