マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバに対する否定的な内容の落書きがユナイテッド練習場に設置された看板に書かれたようだ。28日、英紙『サン』が伝えている。
ポグバはプレミアリーグ第2節ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ戦で自身が獲得したPKを失敗。試合は1-1の引き分けに終わった。この試合後、ポグバはSNSで人種差別的な侮辱を受けた。また、第3節クリスタル・パレス戦ではイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが同じくPKを外したのちにSNS上で人種差別的な侮辱を受けた。
これに対してポグバは「 私の先祖や両親は、私の世代の今日の自由のため、働くため、バスに乗るため、そしてフットボールをするために苦しんだ。人種差別的な侮辱を行うのは無知である。それは私をより強くし、次の世代のために戦うモチベーションを与えるだけだ 」とメッセージを投稿し、大きな反響を得た。
しかし28日、ユナイテッドの練習場に設置されている、選手に対してサインを求めることを禁止する看板に「Pogba Out」という落書きが書かれていたようだ。この落書きはポグバに対する侮辱的なものとみられており、ユナイテッドはSNS上での人種差別的な書き込みを行った人物の特定を行うとしている。
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