明治安田生命J1リーグ第24節・北海道コンサドーレ札幌対FC東京の一戦が24日、札幌ドームで行われ試合は1-1の引き分けに終わった。
両チームとも1-1という結果だとは思えないぐらいたくさんのチャンスを作り、熱い試合でサポーター達を楽しませた。試合後、札幌のミハイロ・ペトロビッチ監督は試合を次のように語っている。
北海道コンサドーレ札幌:ミハイロ・ペトロビッチ監督
(試合の立ち上がりについて)
「FC東京というチームは経験値が高く、結果を求める戦い方をしてくる。手強い相手だった。
立ち上がり20分までは非常にいい形で試合に入れて、2~3回ゴールになってもおかしくないシーンもあった。そこを決めきれずに先制することができなかったのは残念だった。
前半20分以降、我々の守備が下がりすぎてしまって、押し込まれてしまう展開になってしまった。下がりすぎてしまうと、相手の中盤の選手に対してプレッシャーに行けなくなる。そして、自分たちが行けないとわかったら、さらにラインが下がってしまう。下がりすぎず、もっとプレッシャーに行くことができたら前半の終わりはそんなに押し込まれる展開にならなかったはずだ」
(失点したFKの場面について)
「相手に押し込まれたことが原因で我々の陣地の深いところで相手にフリーキックを与え、失点してしまった。
私はそのシチュエーションを見て、3枚の壁が必要だと思った。チャナも含めて3枚立ったけど、あの角度からのキックを考えれば、相手チームは99%中にクロス上げて合わせてくることは予想できる。だからもっと身長の高い選手を置く必要があった。
フリーキックの場所によって、誰が立つのかも変わってくる。我々コーチングスタッフの指示に従うだけではなく、そういった場面では選手が自分たちで判断しなければいけない」
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