セリエA プレミアリーグ

【後編】プレシーズンから見えてきた、プレミア・ビッグ6の展望

写真提供: Gettyimages

トッテナム・ホットスパー

昨年のプレシーズンでも多数の若手選手を登用したトッテナム。今シーズンも同様にトップチームのメンバーとの整合性を図る若手中心メンバー構成で挑んだ。要所に配置したレギュラーメンバーのフォロワーシップもあってか、大崩れすることは全くなかったと言える。ハリー・ケインやソン・フンミンと共に2トップを担ったトロイ・パロットは17歳ながらも落ち着き払ったプレーを披露した。

また、昨シーズンから徐々に出場機会を増やしつつある、カイル・ウォーカー=ピータース、オリバー・スキップの成長を見ることができた。インターナショナルチャンピオンズカップのユベントス戦では、マッチアップとなったクリスティアーノ・ロナウドに対して勇敢に立ち向かいマウリシオ・ポチェッティーノからも合格点をもらえる出来だったはずだ。今シーズンは出場機会を更に増やし、主力メンバーのバックアップとして頭角を現すことになるだろう。

1年半ぶりの補強選手となったタンギ・エンドンベレとムサ・シソコの壁が構築されつつあることも確認された。まだまだ発展途上であるものの、ムサ・デンベレとビクター・ワニアマを凌駕する上位互換のコンビになることを期待したい。

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名前:秕タクオ

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サッカー観戦が日課のしがないサラリーマンです。かれこれ人生の半分以上はサッカー観戦に明け暮れ、週末にはキルケニー片手にプレミアリーグやJリーグにかじりついています。

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