ロドリゴ恩師がレアルを語る「久保との争いは熾烈なものになるだろう」

　レアル・マドリード所属ブラジル人FWロドリゴ・ゴエスをアンダー世代で指揮した経験を持つ、カルロス・アマデウ氏は教え子と日本代表FW久保建英の競争についてスペイン紙『アス』に語った。

　プレシーズンマッチであるが、芳しくない結果が続き、今シーズンへの不安の声が少なくないマドリード。ただ、久保やロドリゴ、ビニシウス・ジュニオールといった若い世代での明るいニュースは多い。

　マドリードの若手選手についてアマデウ氏は「レアルのようなクラブがビニシウス・ジュニオールやロドリゴ、久保といった若いタレントを擁していることは素晴らしいことだ」とコメント。続けて、「彼らはチームの未来になるだろう。私が15歳のロドリゴとビニシウスを見たとき、彼らは成功すると思ったよ」と話している。

　また、ロドリゴと久保に対しては「ロドリゴがタフな仕事をこなす一方で、久保も総合力を有している。彼らは2人とも多くの役割を果たせるし、ストライカーにラストパスを供給することもできる。また2人とも素晴らしいシュートを打つこともできるんだ」と称賛した。

　また、チームの主力であるスペイン代表のマルコ・アセンシオが負傷によって長期の離脱を余儀なくされたことによって、ロドリゴと久保に出場機会が訪れる可能性については「ロドリゴと久保が1つのポストを目指して争うのなら、とても熾烈な争いになるだろう」と両者の実力が拮抗しているという同氏の考えを明かしている。