EURO2012で決勝に進出して以降、苦しい戦いを続けているイタリア代表。しかし、どんなに苦しい時期にも終わりはあるものだ。フェデリコ・キエーザやニコロ・ザニオーロといった若手が台頭し、少しづつ復活の兆しを見せつつある。そこで今回は、イタリア代表を完全に復活させるポテンシャルを持った、セリエA新進気鋭のヤングスターをご紹介。今シーズンが飛躍の年になるかもしれない。
サンドロ・トナーリ
クラブ:ブレシア
年齢:19
ブレシアが誇る「ピルロ2世」は現在のサッカー界において、最もホットな才能だ。1部リーグでの経験がない選手が、ここまでもてはやされることは稀だ。
トナーリは自身のスキルでブレシアのセリエA昇格に大きく貢献した。今シーズンにトップリーグで結果を残せば、ビッグクラブに引き抜かれることは間違いないだろう。
トナーリのボールキープ術と、そこからの正確なキックは一見の価値がある。ただ、ピルロとの明確が違いがあるとすれば、フィジカル面だろう。試合を通して安定すれば、活躍は間違いない。
アンドレア・ピナモンティ
クラブ:ジェノア(ローン)
年齢:20
インテル下部組織の最高傑作になれる逸材がピナモンティだ。フロジノーネを残留に導くことはできなかったが、その能力に疑いの余地はない。
彼の能力で特に優れているのが、いわゆるゴールへの嗅覚。適切なタイミングで適切なポジションを取り、ディフェンダーとの駆け引きに勝利するタイプだ。
ピナモンティのスタイルはインテルのエースストライカー、マウロ・イカルディによく似ている。
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