リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSG会長、ネイマールにチクり?「スター気取りにはウンザリ」

ナーセル・アル=ヘライフィー 写真提供:GettyImages

 パリ・サンジェルマンのナーセル・アル=ヘライフィー会長がスター選手を多く抱えるチームに警告を与えた。フランスメディア『フランス・フットボール』が報じている。

 アル=ヘライフィー会長は2011年にPSGの会長に就任。就任以降はズラタン・イブラヒモビッチなど数多くのスター選手を獲得し、現在でもブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバッペ、イタリア代表MFマルコ・ベッラッティなど、チームの中心にはスター選手が君臨している。

 しかし、チャンピオンズリーグ(CL)で結果を残せないばかりか、ここ最近は選手個人の問題も多い。ネイマールのサポーターへの暴行やアドリアン・ラビオの振舞いなど、アル=ヘライフィー会長の頭を悩ませているのだろう。以下のように語っている。

ナーセル・アル=ヘライフィー



 

「選手たちは以前よりも責任感を持たなければいけない。もっと働く必要があるだろう。彼らは楽しみのためにここにいるわけではない。

 彼らがこの点に関して同意できないなら、出て行ってくれて構わない。チャオ!

 スター気取りのふるまいにはウンザリだ」

 

 選手個人の名前を挙げることはなかったが、選手の行動に不満を抱えているのは明らかだ。スペイン紙『マルカ』はこれがネイマールに向けた発言ではないかと推測している。

 オファー次第では、ネイマールの放出に動くとも報じられているPSG。今夏の移籍市場でサプライズが起こるかもしれない。