ローマは今季途中からボローニャを率いていたシニシャ・ミハイロビッチ監督の招へいに動くようだ。現地時間30日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が伝えている。
ローマの監督人事を巡っては、今年3月にローマダービーで3失点による完敗を喫し、さらに翌週に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16・2ndレグのポルト戦で延長戦の末に敗れたことにより、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を解任していた。
その後はかつてレスター・シティでプレミアリーグ優勝を成し遂げていたクラウディオ・ラニエリ氏が今シーズン終了後までチームを率いたものの、退任が決定。現在は後任人事の選定を行っているものとみられる。
そのローマは以前からアントニオ・コンテ氏の招へいに動いていると伝えられていたものの、同氏はインテルの指揮官に就任。また同じく後任候補にリストアップしているといわれていたアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督も2022年夏までの新契約にサインしている。
これを受けて同クラブは今季ボローニャを指揮していたシニシャ・ミハイロビッチに照準を合わせた模様。ただ同監督は現役時代にラツィオで6年間プレーしており、スクデット獲得に大きく貢献している。
ローマとラツィオがライバルクラブの関係であるだけに、今後のローマ首脳陣の動き次第では両クラブのサポーターによる論争が巻き起こることだろう。
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