ミランはクラブを離れたジェンナーロ・ガットゥーゾ氏の後任候補としてラツィオのシモーネ・インザーギ監督をトップターゲットに掲げているようだ。現地時間29日、イタリアメディア『メディアセット』が伝えている。
ミランは5月のリーグ戦4試合を全て白星で終えたものの、リーグ5位に終わり当初目標としていた来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得することができなかった。
これに伴い28日、クラブは昨季途中から指揮を執っていたジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の解任とレオナルドSD(スポーツディレクター)の解任を公式発表している。
現在首脳陣は後任候補の選定に入っているものとみられるが、ラツィオで今季のコッパ・イタリアを優勝したシモーネ・インザーギ監督の招へいを目指している模様。
ただラツィオのクラウディオ・ロティート会長はあくまでも同監督をクラブに留まる考えを示しているという見方が広まっている。
これより、ミランはラツィオとの交渉が難航する場合に備えてサンプドリアのマルコ・ジャンパオロ監督もリストアップしているようだ。
ジャンパオロ監督は2016/17シーズンからサンプドリアを率いると3シーズンに渡り安定した成績を残しており、同監督の手腕に対する周囲の評価が高まっている。
来季CL出場権を逃したことにより一部主力選手の放出の可能性が高まる中、首脳陣がどのような編成を行うのか注目が集まる。
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