ナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェはどうやら契約延長交渉が依然として続いているようだ。現地時間16日、イタリア紙『La Repubblica』が伝えている。
下部組織時代からナポリ一筋のキャリアを過ごしているインシーニェの去就を巡っては、昨年に代理人をマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバやミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマを顧客に持つミノ・ライオラ氏に変更したことに伴い、周囲で去就の話題が持ち上がっていた。
また先月18日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグ・アーセナル戦では途中交代した際の振る舞いから、カルロ・アンチェロッティ監督のもとで満足していないという見方が広まるなど、今夏退団報道が過熱していた。
しかしインシーニェは今月はじめに代理人のライオラ氏、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長、アンチェロッティ監督などを交えて会談を行い、改めてナポリ残留の意思を伝えており、契約延長合意間近という報道が駆け巡っていた。
ただ選手サイドが年俸の引き上げを要求しているのに対してクラブ側があくまでも2022年夏からの契約期間の延長のみを行いたいという意向を示しており、今後年俸面で合意に達することができるかが焦点となりそうだ。
ナポリのファンから多大な愛情を注がれているインシーニェであるが、今後の交渉の行方に注目が集まる。
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