レアル・マドリードはコスタリカ代表GKケイロル・ナバスを今夏に放出する方針を固めたようだ。現地時間13日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ナバスは2014年夏にレバンテから加入すると昨季まで正守護神を務めており、ジネディーヌ・ジダン監督とともに前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げていた。
しかし昨夏にチェルシーからベルギー代表GKティボー・クルトゥワが加入すると、今季序盤こそは出場機会を得ていたが、サンティアゴ・ソラーリ監督就任後はコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)での出場に限られる状況が続いていた。
今年3月に再びマドリード指揮官に就任したジダンは来季の守護神の構想について「私はいずれか一方を選ばなければならない」と以前に語っていたが、クラブ首脳陣はクルトゥワを選択。ナバスを放出する決断を下し、ジダン監督も本人にその旨を伝えたものとみられる。
これまで周囲からの批判に対して幾度となくナバスを擁護する姿勢を見せてきたジダン監督であるが、今回の首脳陣の決断を覆すことができなかったと考えて良いかもしれない。
コメントランキング