
最終節までもつれ込んだ今年のプレミアリーグ優勝争い。首位マンチェスター・シティが勝ち点95、2位リバプールが勝ち点94とその差はわずか「1」の状況にある。
そこで今回は過去のプレミアリーグの優勝争いで最終節までつれ込んだシーズンを振り返る。
1994-1995シーズン
この年の優勝争いを繰り広げていたのは、ブラックバーン・ローバーズとマンチェスター・ユナイテッド。
最終節前ではユナイテッドが勝ち点87で首位に立っていたが、最終節でウエストハム・ユナイテッド相手に引き分け。勝ち点86で2位だったブラックバーン・ローバーズがリバプールに勝利し、逆転でプレミアリーグ初優勝を手にした。
1995-1996シーズン
この年も優勝争いを繰り広げていたマンチェスター・ユナイテッド。最終節を前にして2位ニューカッスル・ユナイテッドとは2ポイント差となっており、昨シーズンを思い出すかのような展開になった。
しかし、ユナイテッドはミドルズブラにしっかり勝利を収め、2シーズンぶり3回目の優勝を勝ち取った。
1998-1999シーズン
このシーズン優勝争いをしていたのはマンチェスター・ユナイテッドとリーグ2連覇中のアーセナル。
最終節前ではユナイテッドが勝ち点76、アーセナルが勝ち点77という状況に。しかし、アーセナルが最終節のリバプール戦で引き分け。ユナイテッドはトッテナム・ホットスパーに勝利を収め逆転優勝を果たした。
なお、このシーズンでユナイテッドはプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグを制し、3冠を達成した。
2007-2008シーズン
このシーズンの優勝争いはマンチェスター・ユナイテッドとチェルシー。
チェルシーはホームでの無敗記録を伸ばし、首位だったユナイテッドを追いかけていたが、ユナイテッドはシーズン終盤で勝利を重ね続けそのまま優勝を勝ち取りリーグ2連覇を達成した。
2009-2010シーズン
このシーズンも優勝を争っていたのはマンチェスター・ユナイテッドとチェルシー。
最終節を迎えて首位チェルシーが勝ち点86、ユナイテッドが勝ち点85と勝ち点差「1」の状況に。しかし、両チーム勝利を収め、チェルシーが3連覇中だったユナイテッドを抑え4シーズンぶり4度目の優勝を果たした。
2011-2012シーズン
この年の優勝を争っていたクラブはマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッド。
最終節の2試合目の第36節に行われたマンチェスターダービーでシティが勝利を収め勝ち点差がなくなり、得失点の差でシティが首位に躍り出た。
その後も両チーム勝ち点を落とすことはなく、そのままシティがプレミアリーグになって以降、初めての優勝を勝ち取った。
2013-2014シーズン
このシーズン優勝争いをしていたのはマンチェスター・シティとリバプール。
24年ぶりのリーグ優勝を目指し、首位に立っていたリバプールだったが、第36節のチェルシー戦で敗戦、続く第37節のクリスタル・パレス戦で引き分け2位転落。そのままシティが勝利を重ね、シーズンぶり2回目のプレミアリーグ優勝を達成した。
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