バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今季のラ・リーガ優勝を果たしたことにより、同一クラブでのタイトル獲得数の歴代記録に迫っているようだ。現地時間27日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
バルセロナは2位・アトレティコ・マドリードと勝ち点差9の状態で同日にホームのカンプ・ノウで迎えたラ・リーガ第35節・レバンテ戦で1-0と勝利を飾り、リーグタイトルを手に入れている。
この一戦で決勝ゴールを決めたメッシは今季のリーグタイトル優勝がバルセロナにおける通算34個目のものとなっており、ラ・リーガで10度、チャンピオンズリーグ(CL)で4度、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で6度、スーペルコパ・デ・エスパーニョ(スペインスーパー杯)で8度、欧州スーパーカップで3度、そしてクラブワールドカップで3度という内訳になっている。
この同一クラブでの通算タイトル獲得数は、下部組織時代にマンチェスター・シティからマンチェスター・ユナイテッドに加わり、以降はユナイテッド一筋のキャリアを歩んだ元ウェールズ代表のライアン・ギグス氏が歴代記録を持っている。
現在ウェールズ代表指揮官を務める同氏は現役時代に36個のタイトルを獲得。内訳はプレミアリーグで13度、コミュニティーシールドで10度、リーグカップで4度、FAカップで4度、チャンピオンズリーグ(CL)で2度、欧州スーパーカップで1度、インターナショナルカップで1度、そしてクラブワールドカップで1度となっている。
なおバルセロナは今季、コパ・デル・レイで決勝進出を果たしているほか、CLでも昨季のファイナリストであるリバプールの待つ準決勝まで勝ち上がっており、3冠達成の可能性が十分に考えられる。
もしこの3冠が現実のものになると、メッシの同一クラブでの通算獲得タイトル数は36となり、ギグス氏に並ぶことになる。果たして同選手は再びフットボール界に自身の名前を残すこととなるのだろうか。
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