ローマはどうやら前チェルシー指揮官のアントニオ・コンテ氏にオファーを提示したようだ。現地時間24日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
ローマは3月上旬にローマダービーでラツィオに完敗を喫したことに加え、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグでポルト相手に延長の末敗れている。
これを受けて、クラブ首脳陣はエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を解任するとともに、元レスター・シティ指揮官のクラウディオ・ラニエリ氏を今季終了後までの契約期間で招へいしているものの、来季の監督人事に関しては不透明となっている。
その中、ローマの幹部を務めるフランチェスコ・トッティ氏がすでにコンタクトをとったという噂が流れているほか、同じくローマ幹部のフランコ・バルディーニ氏とロンドンで話し合いを行ったと伝えられいる。
また同クラブはコンテ氏に対して年俸950万ユーロ(約11億8800万円)を提示した模様。これは同氏はチェルシー在籍時に受け取っていた1100万ユーロ(約13億8000万円)に匹敵する金額となっている。
ただコンテ氏に高額年俸を支払う場合、ローマは高額年俸を受け取っている複数選手の放出に迫られるものとみられ、候補としてボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコや昨夏にパリ・サンジェルマンから加入したMFハビエル・パストーレ、フランス代表MFスティーブン・エンゾンジの名前があがっているようだ。
今季は序盤でインテルやナポリなど他クラブから出遅れたものの、現在は勝ち点55の6位となっており、来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指すことが可能な位置にいる。もしかしたらコンテ氏の監督就任の可能性は今季のリーグ順位によるかもしれない。
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