ラ・リーガ レアル・マドリード

ノルウェーの“神童”ウーデゴール、アヤックスが完全移籍で獲得へ。今季フィテッセで復調

かつて15歳でノルウェー代表デビューを果たしていたマルティン・ウーデゴール 写真提供:GettyImages

 アヤックスはレアル・マドリードから今季フィテッセにレンタルで加入しているFWマルティン・ウーデゴールの動向を追い続けているようだ。現地時間24日、オランダ紙『De Telegraaf』が伝えている。

 ウーデゴールはわずか15歳にしてノルウェーのフル代表でデビューを果たすなど周囲から注目を浴びていたが、2015年のマドリード加入後は度重なる負傷もあり本来のパフォーマンスを発揮することができない時期が続いた。

 また同選手は2017年1月から半年間にかけてヘーレンフェーンにレンタルで在籍すると、今季は同じエールディビジ(オランダ1部)を舞台に置くフィテッセに1年レンタルで加入している。

 ただウーデゴールはフィテッセ在籍中に復調しており、今季はここまで公式戦33試合に出場し8ゴール9アシストをマークしている。

 同選手は今季終了後に一度マドリードに復帰することとなっているが、以前から動向を追い続けているアヤックスが今夏に完全移籍での獲得を目指している模様。

 ただ同クラブのマルク・オーフェルマルスSD(スポーツディレクター)は2000万ユーロ(約26億円)未満に抑えたい考えを持っているものとみられ、今後両クラブが移籍金で折り合いをつけることができるかどうか注目が集まる。

 将来を期待されたものの伸び悩んでいたウーデゴールは、果たして自身の持ち味を存分に発揮しているオランダの地に残ることを選択することになるのだろうか。