偉大な選手でも国内リーグを獲得することは容易ではない。そこで今回はメジャータイトルを獲得しながらも、国内リーグタイトル(※)を一度も獲得できていない選手たちをご紹介したい。今季リーグ初制覇することはできるだろうか…?
※1部リーグのみが対象
フェルナンド・トーレス
ラ・リーガで通算103ゴール、プレミアリーグで通算85ゴールを記録。UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、UEFA欧州選手権(EURO2008、EURO2012)、FIFAワールドカップ(2010)を制覇した。だが、クラブではアトレティコ・マドリードで2部優勝(2001/2002)を経験したが、意外にも国内1部でのリーグ優勝を経験したことがない。現時点でサガン鳥栖は最下位に低迷しているが、キャリア初のリーグ優勝を果たすことはできるだろうか…。
ボルシア・ドルトムントは2010/2011シーズン、2011/2012シーズンとブンデスリーガ二連覇を達成。マルコ・ロイスはシーズン終了後の2012年夏の移籍市場で加入。その後、ドルトムントはリーグ優勝から遠ざかり、バイエルン・ミュンヘンが6連覇を達成している。今季のドルトムントは首位バイエルンと勝ち点差1の2位につけており、優勝の可能性は十分に残されている。
アントワーヌ・グリーズマン
フランス代表の一員としてFIFAワールドカップ2018を制覇したグリーズマンだが、1部リーグ優勝の経験はない。2013/2014シーズンにアトレティコ・マドリードは18年ぶりにラ・リーガ優勝を達成。グリーズマンはシーズン終了後の2014年7月28日に加入。その後、4シーズンでリーグタイトル獲得には至っていない。今季もバルセロナの優勝が決定的となっており、またしても2位でシーズンを終えそうだ。
ダニエレ・デ・ロッシ
ローマ生まれのローマ育ち、ローマの下部組織からトップチーム昇格という生粋のロマニスタだ。今シーズンでキャリア18年目を迎える35歳の大ベテランだが、クラブでの獲得タイトルはわずか3つ。コッパ・イタリア(2006/2007、2007/2008)、イタリアスーパーカップ(2007)のみだ。
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