インテルはバルセロナのクロアチア代表MFイバン・ラキティッチを巡り争奪戦を強いられるかもしれない。現地時間31日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
2021年夏まで契約期間を残しているラキティッチの去就を巡っては、バルセロナが今冬にアヤックスのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが来季から加入することで合意に至ったことから、今夏退団の可能性が取りざたされており、中盤強化を狙うインテルが昨夏以降同選手に対する興味を示している。
またインテルは3月13日にバルセロナのホームであるカンプ・ノウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16・2ndレグのオリンピック・リヨン戦でピエロ・アウシリオSD(スポーツディレクター)がバルセロナのエリック・アビダルSDが会談を行い、ラキティッチについて議論を交わしたと伝えられている。
ただ同選手には新たにマンチェスター・ユナイテッドも関心を強めているものとみられるほか、バルセロナは少なくとも移籍金5000万ユーロ(約65億円)を要求していることから、獲得レースに発展する可能性が高いという見方が広まっている。
なおバルセロナは年俸の引き上げを求めているラキティッチと契約延長交渉には応じない姿勢を見せていることから、今夏放出が濃厚となっているようだ。今後新たなビッグクラブが争奪戦に加わることも想定されるだけに、同選手の今後に注目が集まる。
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