ブラジルの強豪・サンパオロは現地時間27日、かつてミランやチェルシーに在籍していた元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトの復帰を公式発表している。
パトは2007年夏にインテルナシオナルミランに加入すると公式戦通算150試合に出場し63ゴールをマークするなど決定力をいかんなく発揮していたものの、度重なる負傷に悩まされていた。
その後、2014年にサンパウロへレンタルで加入した後に、2016年1月にチェルシーへ半年間のレンタルで加入。そして2016年夏にはビジャレアルに完全移籍で加入したものの、本来のパフォーマンスを見せることができず、2017年1月より天津権健（現在の天津天海）に在籍していた。
しかしクラブに対する不満を自身のSNSを通じてあらわにすると今月17日に契約解除し、フリーの身となっていた。
これまで度重なる負傷や環境面での適応に苦しんだアレシャンドレ・パトであるが、セリエA復帰の可能性も伝えられる中、母国ブラジルで再起を図ることとなった。
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