リーグ・アン パリ・サンジェルマン

今夏フリーのラビオ、母がPSG首脳陣を痛烈批判 「息子は囚人だ」

パリ・サンジェルマンのアドリアン・ラビオ 写真提供:GettyImages

 パリ・サンジェルマン(PSG)のMFアドリアン・ラビオの母親はクラブの姿勢を批判しているようだ。現地時間19日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

 PSGとの契約が来夏で満了を迎えるラビオの去就を巡っては、クラブとの契約延長交渉において年俸面で合意に至らず、来夏までのクラブ退団が決定している。

 またクラブ首脳陣が契約延長交渉が破断した直後に、同選手を公式戦に出場させない方針を示していたことから、今冬にバルセロナへ移籍する可能性が伝えられていたものの、実現には至っておらず、現在はプレミアリーグの複数クラブからの関心が伝えられている。

 さらにラビオは今月6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグ・マンチェスター・ユナイテッド戦が行われた夜にはバーにいたという情報も飛び交っている。

 その中、同選手の代理人も務めている母親は「息子はPSGの囚人だ。彼は契約期間が満了を迎えることについてのみ尋ねた」と語っている。

 また母親は「カタールへの合宿の時期には祖母が亡くなったし、父も体調が思わしくなかった。ただ彼らは合宿に参加しなかったことを理由に彼に罰を与えた。彼は人質にされたのだ」とクラブ首脳陣の対応を強く批判しており、両者の関係が冷え切っていることを明かした。

 現在公式戦に出場していない状況が続いているラビオであるが、来季の所属クラブも含めて今後の動向に注目が集まる。