レアル・マドリードのサンティアゴ・ソラーリ監督は現地時間5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグ・アヤックス戦で敗れたものの、自ら監督を辞任する考えを持っていないことを明言しているようだ。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
マドリードは1stレグでアヤックスに2-1と勝利を収めていたものの、ホームのサンティアゴ・ベルナベウでの一戦では開始からわずか18分間に2失点を喫すと、後半にも2点を奪われ1-4と敗戦。2試合合計スコアで3-5となり、まさかのベスト16での敗退となっている。
また同クラブは先週なかばに行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝2ndレグ・バルセロナ戦でも0-3で敗れ、カップ戦タイトルを逃すと、週末のラ・リーガ第26節・バルセロナ戦でも敗れ、リーグ制覇も絶望的な状況となっている。
昨季までとは大きく異なり、今季は無冠で終わることがほぼ確実となったマドリードであるが、ソラーリ監督は試合後のインタビューおいて「悪く言わないでおくと、もちろんキャプテンがいなかったことが大きかった」とスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの出場停止を敗因の1つにあげている。
そして自身の進退については「今シーズンは難しいものになっている。しかし我々はこの難しい状況の中で自分自身の強い意思を示すためにここにいる」と語っており、自ら辞任するつもりはないという姿勢を見せた。
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