パリ・サンジェルマン(PSG)はMFアドリアン・ラビオの後釜として新たにラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチをリストアップしているようだ。現地時間3日、イタリアメディア『Calciomercato.com』が伝えている。
ミリンコビッチ=サビッチは昨季にハイレベルなパフォーマンスを見せていたこともあり、メガクラブがこぞって興味を示していたものの、ラツィオ首脳陣が1億5000万ユーロ(約191億円)にものぼるの移籍金を要求したこともあり残留。
その後、同選手はクラブとの契約期間を延長する方向で昨秋以降話し合いが進められているものとみられる。
一方、ラビオはPSGと契約延長交渉を行っていたものの年俸面で折り合いがつかず破談に終わると、移籍金を捻出するために今冬移籍の可能性が高まっていたものの、移籍先の最有力候補と伝えられていたバルセロナがアヤックスからオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを獲得したこともあり、今季終了後にフリーで移籍することが確実視されている。
そのラビオの後釜としてPSGは新たにミリンコビッチ=サビッチの動向を注視している模様。同クラブは昨夏にも獲得を狙ったものの、巨額の移籍金を要求されたため断念しているが、今季は同選手のパフォーマンスが昨季よりも劣っているため移籍金額の引き下げが期待できるようだ。
なおミリンコビッチ=サビッチはラツィオと2023年夏まで契約期間を残している。同選手を巡って昨夏に続きメガクラブ間での争奪戦に発展することはあるのだろうか。
コメントランキング