ローマのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロはクラブと新契約締結で合意に至ったようだ。現地時間4日、イタリアメディア『Calciomercato』がこれを伝えている。
ザニオーロは昨夏にローマから元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが移籍したことに伴い、交渉材料としてインテルからローマに加入したものの、しばらくはベンチを温める日々を送っていた。
しかし昨夏にパリ・サンジェルマン(PSG)から加入したMFハビエル・パストーレが負傷すると、ザニオーロはコンスタントな出場機会を得るなどエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督から信頼を寄せられ、パストーレをベンチに追いやっている。
その中、同選手の代理人はローマ首脳陣との契約延長交渉に手ごたえをつかんでいるものとみられており、2023年夏までとなっている契約期間を1年延長することで合意に至ったようだ。
今季にブレイクを果たしているザニオーロは、今月4日と5日のEURO2020予選に向けたイタリア代表強化合宿に参加している。今後のイタリア代表を背負う逸材として注目が集まるだけにローマは同選手を手元に残すための手段に出ることは容易に想像できるだろう。
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