セリエA ローマ

ローマFWジェコ、ミラン戦の出場停止回避。伊カップ戦で主審に暴言吐き退場も

 ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコは現地時間3日に行われるセリエA第22節・ミラン戦への出場が可能となっている。1日、クラブ公式サイトが公式発表している。

 ジェコは今週なかばに行われたコッパ・イタリア準々決勝のフィオレンティーナ戦で先発出場を果たしたものの、大量失点を許して迎えた72分、主審に暴言を吐き、レッドカードを提示され退場処分となっている。またチームも1-7と惨敗を喫しており、周囲からこの敗戦の責任の一部に同選手のパフォーマンスがあがっている。

 その中、この退場による同選手への処分が明らかになっており、10000ユーロ(約125万円)の罰金が科せられた上、翌シーズンのコッパ・イタリア2試合の出場停止が科せられている。

 ただ当初懸念されていたリーグ戦での出場停止は逃れた形となっており、コッパ・イタリア準々決勝でナポリを下し上昇気配を見せるミランとの直接対決ではピッチに立つ見込みだ。

 エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督に解任の可能性が再び取りざたされるなど不穏な空気で迎える一戦であるが、果たしてジェコはゴールネットを揺らして勝利に導くことができるのだろうか。