昨年12月中旬に今シーズン限りでのマンチェスター・ユナイテッド退団の可能性を報じられたエクアドル代表DFアントニオ・バレンシア。同選手には国内外の複数クラブが獲得に興味を示していると報じられている。今シーズンからチームのキャプテンを務めているバレンシアだが、退団となれば新たなキャプテンを決める必要がありそうだ。今回は、バレンシア退団後のユナイテッドの新キャプテン候補をご紹介する。
アンデル・エレーラ
ルイ・ファンハールが監督に就任してから、最初に補強した選手がエレーラだ。加入当初はスタメンの座をつかむことはできなかったが、ジョゼ・モウリーニョが監督に就任してからは献身性と攻守にわたって気の利くプレーが評価され、オーレ・グンナー・スールシャールが監督となった今でも中盤の欠かせない選手の1人となっている。常に100%のパフォーマンスを見せる彼は、サポーターからの信頼も厚い。
アシュリー・ヤング
今シーズン、バレンシアが出場しない際のキャプテンはヤングが務めてきた。順当にいけば、1番の次期キャプテン候補と言えるだろう。彼のクラブへの貢献度と一貫性は素晴らしい。多くの補強をクラブは行い、ヤングのライバルとなる選手も多く加入した。しかし、サイドバックやウイングバックなど、臨機応変に自身の居場所を見つけ出しスタメンの座を守り続けた。彼のリーダーシップは素晴らしい。生粋のディフェンダーではないが、現在のユナイテッドの最終ラインをけん引する存在だ。
ポール・ポグバ
シーズン序盤にバレンシアが不在だったこともあり、モウリーニョはポグバにキャプテンを任せることもあった。彼がモウリーニョの戦術を批判するまでは。モウリーニョとの確執以降は、バレンシア不在時のキャプテンはヤングが務めている。現在はスールシャールの下で本来のポテンシャルを存分に発揮し、破壊力抜群の攻撃陣を中盤からリードする存在となっている。ヤングは有力な次期キャプテン候補だが、年齢面がネックだ。近い将来ポグバがユナイテッドのキャプテンになっているかもしれない。
ダビド・デ・ヘア
アレックス・ファーガソンが勇退してからのユナイテッドの中で最も優れたパフォーマンスを見せているのがデ・ヘアだ。神がかり的なセービングで多くの勝ち点をチームにもたらしている。彼は、すでにスールシャール政権下でキャプテンも経験している。レアル・マドリードがティボー・クルトゥワを獲得したことで、クラブを早期に離れるというリスクもなくなったと言えるだろう。間違いなくキャプテン候補の1人だ。
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