昨年6月にチャリティーマッチに出場したウサイン・ボルト 写真提供:Getty Images
陸上界で華々しい実績を残していたウサイン・ボルトはどうやらフットボーラー転向という夢に一区切りをつけたようだ。現地時間22日、イギリスメディア『BBC』がこれを伝えている。
ボルトはボルシア・ドルトムントをはじめこれまでトレーニングに参加したクラブではプロ契約に至らず試行錯誤が続いていたものの、6月にAリーグ（オーストラリア1部）のセントラルコースト・マリナーズに練習生として入団していた。
そのセントラルコースト・マリナーズでトレーニングマッチに出場しゴールネットを揺らしていたボルトであったが、同クラブとのプロ契約交渉が破談になっており、以降は再びフリーとして所属クラブを探していたが、年が明け正式にフットボーラーへの道を断念を発表。
ボルトは「僕は今、ビジネスの方向に進もうとしている」と語っており、陸上界む含めたスポーツ界とは距離を置くことを示唆している。オリンピックで多くの金メダルを獲得した後に異なるプロスポーツへ果敢に挑戦したボルトに対して称賛が送られることだろう。
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