ニース マルセイユ

悪童バロテッリ、マルセイユ行き消滅の可能性。仏国内カップ戦で大波乱が…

 ニースのFWマリオ・バロテッリはオリンピック・マルセイユへの移籍が暗礁に乗り上げているようだ。現地時間6日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 今季終了後に契約満了を迎えるバロテッリの去就を巡っては、今季開幕直後に体重の増加によりコンディション調整不足を露呈するとここまで低調なパフォーマンスに終始。またチームを率いるパトリック・ビエラ監督との間で問題を抱えており、ジャン・ピエール・リベール会長も来夏までの放出が既定路線であることを示唆するコメントを残していた。

 そのバロテッリは以前からマルセイユ行きの可能性が伝えられているものの、6日に行われたフランス国内カップ戦において4部のアマチュアクラブ相手に0-2とまさかの敗戦を喫したことにより、リュディ・ガルシア監督解任の可能性浮上している模様。

 もしガルシア監督が解任される場合はバロテッリのマルセイユ行きの可能性も消滅するものとみられる。なおニースは移籍金の発生する今冬に最低150万ユーロ(約1億9000万円)により放出に応じる構えを見せている。果たして同選手の買い手は見つかるのだろうか。