プレミアリーグも試合数的にはシーズンの折り返しを迎え、各クラブの立ち位置が明確になってきた。そこで今回は、プレミアリーグのクラブが今夏に行った補強の中で、特に成功したものをご紹介する。
ジェームズ・マディソン
クラブ:レスター・シティ
ノリッジから2500万ポンドと決して安くはない移籍金でレスターに加入したマディソン。リヤド・マフレズの後釜として期待された22歳は、成熟した姿を見せている。今シーズン5ゴール、3アシストの活躍は彼の優雅なプレースタイルをより印象的なものにしており、攻撃面で欠かせない選手へと評価を高めている。イングランド代表への招集も現実味を帯びてきている。
フェリペ・アンデルソン
クラブ:ウェストハム・ユナイテッド
ウェストハムが今夏最も資金を投入して獲得したアンデルソン。開幕からの4試合はスロースタートとなり不安視されたが、以降はしっかりと順応しディミトリ・パイェが離脱して以降チームから失われていたものを完全に取り戻した。すでに6ゴール、2アシストと数字面も申し分ない。
ルーカス・トレイラ
クラブ:アーセナル
序盤こそベンチスタートの多かったトレイラだが、以降はチーム内での存在感を強め、今では最も欠かせない選手と言っても過言ではない。彼の卓越した判断とプレーの精度、圧倒的なポジショニングはアーセナルをおおいに支えている。特に、グラニト・ジャカは彼とコンビを組むことで自身の強みを最大限に発揮しており、最も恩恵を受けている選手といえるだろう。
ジェルダン・シャチリ
クラブ:リバプール
ファビーニョやナビ・ケイタ、アリソン・ベッカーの獲得もあり、プレミア屈指のお買い得選手だったにもかかわらず、いまいち注目度の低かったシャチリ。強力な前線のバックアッパーとして獲得されたが、彼の活躍はそれ以上だ。モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3人と同時に起用されても自身の価値を証明し、共存できるということを証明。
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