マンチェスター・ユナイテッドの指揮官を現地時間18日に解任されたジョゼ・モウリーニョ氏は同クラブの話題については今後触れない姿勢を示しているようだ。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。
モウリーニョ監督は2016/17シーズンよりユナイテッドを率いると、就任1年目にしてヨーロッパリーグ(EL)制覇していたものの昨季は無冠に終わっていた。
そして今季は序盤からマンチェスター・シティ、チェルシー、リバプールなどリーグ戦でライバルクラブから大きな後れをとると、現地時間15日に行われたプレミアリーグ第16節・リバプール戦で1-3と完敗。これにより首位リバプールとの勝ち点差が早くも「19」、5位アーセナルとの勝ち点差が「8」に広がり、クラブ首脳陣は監督交代に踏み切っている。
今回の解任劇についてモウリーニョ氏は「チェルシーを離れるときも同様に、今のやることに集中している」と3シーズン前にチェルシーの監督を解任された経験と同じような解任直後の状況にあることを示唆している。
また同氏は続けて「終わったことだ。マンチェスター・ユナイテッドには私と関係のない将来がある。そして私にはユナイテッドと関係のない将来がある。なぜ私が今以上に(ユナイテッドに関することを)共有すべきなのか。もう終わったことだ」と語った。
どうやらモウリーニョ氏の頭の中にはすでにユナイテッドでの出来事が存在していないようだ。早くも次の物事に向けて気持ちを切り替えていることだろう。
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