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リバプールサポがナポリサポを集団暴行。1人を狙った卑劣な犯行か

 日本時間水曜日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節リバプール対ナポリ戦の試合後に、アウェイのナポリサポーターがリバプールサポーター数名に集団で暴行を受けていたようだ。13日、ナポリ地元紙『コリエレ・デル・マッツォジョルノ』が報じている。

 暴行の被害にあったのはイタリア人のマッティアさん24歳。11月24日に大学を卒業し、両親からお祝いとして4日間のイギリス旅行をプレゼントされていたようだ。

 マッティアさんは試合が行われたアン・フィールドを出る際に7人のリバプールサポーターに集団で暴行を受けたと主張している。英語で助けを求めたが、誰も救出に動いてくれなかったようだ。その後、友人はマッティアさんを車で病院に運んでいる。

 診察の結果、マッティアさんは頬骨の骨折と眼窩(眼球のはいっている頭骨前面の穴)に問題があることが明らかとなった。『コリエレ・デル・マッツォジョルノ』はサポーター同士の抗争ではなく、1人のサポーターを標的にした無差別な暴行だと主張している。