史上初となるスーペル・クラシコによるコパ・リベルダドーレス決勝となったものの、リーベル・プレートサポーターによる暴動の影響を受けて、レアル・マドリードの本拠地・エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで2ndレグが開催されたことは大きな話題を呼んでいる。そこで今回はボカ・ジュニアーズと縁のある選手を紹介する。
ディエゴ・マラドーナ
国籍:アルゼンチン
在籍歴:1981年~1982年、1995年~1997年
1986年にワールドカップ・メキシコ大会でアルゼンチン代表を優勝に導き、指揮官としても2010年の南アフリカW杯でチームを率いたディエゴ・マラドーナも現役時代にボカ・ジュニアーズと関わりを持っている。1982年夏にバルセロナへ移籍する直前のシーズンはレンタルで在籍し、キャリアの晩年にも薬物依存などで問題となったものの、再契約もあり1997年にボカ・ジュニアーズで現役生活を終えている。
ガブリエル・バティストゥータ
国籍:アルゼンチン
在籍歴:1990年~1991年
20世紀末から21世紀初頭にかけてのイタリアサッカーにおける黄金時代の主役のひとりであったガブリエル・バティストゥータはフィオレンティーナでファンタジスタとしての地位を確立し、2000/01シーズンにローマでスクデット獲得を成し遂げている。ただ欧州上陸前はリーベル・プレートで指揮官からの評価を得られず、スーペル・クラシコの対戦相手であり最大のライバルであるボカ・ジュニアーズへの加入を経験している。
高原直泰
国籍:日本
在籍歴:2001年8月~12月
ジーコ元日本代表監督のもと、2006年のワールドカップ・ドイツ大会に出場した高原直泰はジュビロ磐田でキャリアをスタートさせているが、ドイツ移籍前の2001年シーズンには半年間のみボカ・ジュニアーズのユニフォームに袖を通している。ただ出場機会に恵まれることはなく、12月に日本で開催されたトヨタカップでもピッチに立つことはなかった。
カルロス・テベス
国籍:アルゼンチン
在籍歴:2001年~2004年、2015年~2016年、2018年~
かつてマンチェスターの2クラブやユベントスなどに所属していたカルロス・テベスはボカ・ジュニアーズの下部組織出身であり、早くからストライカーとしての得点能力を示してきている。ユベントスでスクデット獲得を果たすとボカへの復帰を志願し、2015年夏に実現。ただその後は高額年俸で上海申花に加入するも、中国の生活やサッカーのレベルに不満を抱き、今年1月にボカへの再復帰を果たしている。
ロドリゴ・ベンタンクール
国籍:ウルグアイ
在籍歴:2015年~2017年
今季、ユベントスの中盤を支えているベンタンクールはカルロス・テベスがボカ・ジュニアーズに復帰した際にユベントスが優先交渉権を得た選手である。2017年夏にイタリア上陸を果たすと、当初は分厚い選手層の中で出場機会を得られなかったものの、着実な成長を遂げマッシミリアーノ・アッレグリ監督より絶大な信頼を得ることに成功している。
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