アジア Jリーグ

12年ぶり天皇杯制覇の快挙! 浦和レッズがサポーターへメッセージ

 浦和レッドダイヤモンズは天皇杯優勝を受けて10日、クラブ公式サイトを通じて「ファン・サポーターのみなさまへ」と題した公式声明を発表している。

 この天皇杯制覇は準決勝の鹿島アントラーズ戦、そして決勝のベガルタ仙台戦の前日練習をサポーターに公開し、大勢のサポーターが詰めかけ数多くの横断幕を設置するなど選手や監督、クラブスタッフの士気を高めたことで大きな話題となった。

 県立カシマサッカースタジアムで行われた準決勝では負傷者により交代枠を使い切る事態となったものの、前半にあげた1点を守り切り勝利を収める。

 そして埼玉スタジアム2002ではゴール裏のサポーターがホームの雰囲気を作り出す中、前半にCKによるセカンドボールをDF宇賀神友弥が豪快ボレーで合わせてゴールネットを揺らすと、無失点に抑え見事12年ぶりとなる天皇杯制覇を果たした。

 その浦和レッズはこれまでクラブを後押ししたファンに向けて「日ごろより、熱いサポートをいただき、誠にありがとうございます。本日、ベガルタ仙台に勝利し、天皇杯を優勝することができました」

 「選手、コーチングスタッフのがんばりはもちろん、なにより、常に支えてきてくださったファン・サポーターのみなさま、ホームタウン、パートナー企業のみなさまの存在があったからこそ、獲得できたタイトルだと考えています」

 「この優勝により、来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得できました。ふたたび、アジアの頂点に立ち、さらに世界でも活躍できるクラブとなれるよう、全力を尽くして参りますので、引き続き、共に戦ってくださいますよう、お願いいたします。本日は、おめでとうございました」とメッセージを残している。

 天皇杯制覇により来季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にグループステージより参戦する浦和レッズであるが、今度は2年ぶりとなるアジア王者を目指すこととなっている。