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Cロナウドの怒りを買った移籍。アーセナルの10番が当時の状況を回想

 アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルは、2013年夏に自身がレアル・マドリードを退団したことに対してポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがマドリード首脳陣に激怒していたことを振り返っているようだ。現地時間19日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 両選手はかつて2010年から3シーズンに渡り、マドリードで同僚の関係にあったものの、マドリード首脳陣は2013年夏にエジルを移籍金4240万ポンド(約65億6000万円)でアーセナルに放出している。

 これについて当時、ロナウドは「エジルがクラブから去ったことは僕にとって非常に悪い知らせだったよ。彼は僕がゴール前でどのような動きをするのか一番よく知っていた。エジルの退団に僕は怒っている」と怒りをあらわにしていた。

 このロナウドの反応に対してエジルは「あの週末、僕はレアル・マドリードに残留することを確信していた。けど監督から信頼を得ていないことに気づいていた」と当時の状況を回想。

 そして移籍を決断した理由として「僕にとって(監督からの)信用は必要なものだったし、アーセナル(のアーセン・べンゲル監督)からはそれを感じることができた。それがアーセナル加入に至った理由だ」と語っている。

 なおロナウドは先日、今夏にマドリードからユベントスに移籍した理由としてフロレンティーノ・ペレス会長とビジネス面での関係しかなかったことを挙げている。同選手はマドリードに長期間在籍していたものの、どうやら複数の大きな問題を抱えていたようだ。