チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテが「税金逃れの報酬」を自ら拒否していたことが分かった。『Mediapart』の情報を基に複数のメディアが報じている。
今回の報道によると、カンテは2016年の夏にチェルシーと契約する直前に税金逃れでの報酬アップの道を打診されたよう。
『NKプロモーション』と呼ばれる会社が税率が低いタックスヘイブンとして知られるジャージー島に設立されていた。この会社を設立したのがチェルシー側かカンテの関係者かは不明とのことだが、カンテは給与の20%を肖像権収入であるとして『NKプロモーション』を通すことで税金の支払いを逃れる道を打診されていたという。
弁護士さえも、このシステムに対して問題視していなかったようだが、カンテは自身で税に関する情報を調べたうえでこのシステムが法律に抵触する恐れがあると感じ、リスクを冒したくないと、この打診を拒否したという。
その後、カンテの代理人は「エンゴロは頭が固い。普通の給与を望んでいるだけだった」と報告したようだ。
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