少し早いかもしれないが、各クラブは今シーズン終了後に契約満了を迎える選手との交渉のチャンスを伺うべく、すでに水面下で調査に乗り出しており一部選手の情報が主要メディア間で駆け回っている。そこで今回はセリエA所属のベテランで来夏に契約が切れる選手を紹介する。
リッカルド・モントリーボ
クラブ名：ミラン ポジション：MF 年齢：33
ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督のもとで完全に構想外となっているモントリーボは、代理人とともに新監督招へいに向けて水面下で動きを見せているという報道が駆け巡っていた。今季終了後までの放出が既定路線と伝えられているものの、本人はミラン残留を望んでいるという声もあがっている。
ダニエレ・デ・ロッシ
クラブ名：ローマ ポジション：MF 年齢：35
フランチェスコ・トッティと同じくローマ一筋のキャリアを送っているデ・ロッシは今季、新加入のMFスティーブン・エンゾンジとともに中盤センターの主力を任せられている。今後はローマでの現役引退も視野に入れた上での契約延長交渉となることだろう。
ゴラン・パンデフ
クラブ名：ジェノア ポジション：FW 年齢：35
インテルやナポリなど数多くのセリエAクラブを渡り歩いてきているパンデフは今季、ダビデ・バッラルディーニ監督が指揮を執っていた時は主戦場でもあるトップ下での先発が多かったものの、イバン・ユリッチへの指揮官交代後は完全に出場機会を失っている。今冬にクラブを替える可能性は大いにありそうだ。
ファビオ・クアリャレッラ
クラブ名：サンプドリア ポジション：FW 年齢：35
今季のサンプドリアの躍進を支えているクアリャレッラは第2節のナポリ戦でクロスをヒールで合わせてゴールネットを揺らすなど印象に残るプレーを披露している。以前のインタビューでもサンプドリアでの現役引退を望んでいるとコメントを残しており、クラブ首脳陣も必要不可欠な戦力と考えていることだろう。
ロドリゴ・パラシオ
クラブ名：ボローニャ ポジション：FW 年齢：36
※写真はインテル在籍時のもの
今季は筋肉系トラブルで公式戦7試合を欠場する事態に見舞われたパラシオではあるが、コンディションが万全になると、フィリッポ・インザーギ監督も前線3枚のシステムに戻して同選手に居場所を与えている。
アンドレア・バルザーリ
クラブ名：ユベントス ポジション：DF 年齢：37
37歳となった今でもユベントスの強固な最終ラインに欠かせない存在であるバルザーリは、出場時間こそ減らしているものの重要な試合でピッチに立ち、持ち前の広大なエリアのカバーリングを披露している。まだまだクラブにとっては必要な存在であるだろう。
ステファノ・ソレンティーノ
クラブ名：キエーボ ポジション：GK 年齢：39
2008/09シーズンからレンタル移籍などを繰り返しながらキエーボに身を置いているソレンティーノはイタリア国内でも屈指のベテラン守護神という評価が与えられている。ただキエーボは今季でのセリエB降格の可能性が高く、残留争いの行方が同選手の去就に影響を与えるかもしれない。
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