セリエA ナポリ

ナポリの“英雄”マラドーナ、今夏指揮官就任のアンチェロッティに満足か

 ナポリの“英雄”であるディエゴ・マラドーナ氏は今季から同クラブ指揮官に就任しているカルロ・アンチェロッティ監督に満足しているようだ。現地時間30日、イタリアメディア『Radio Sportiva』がこれを伝えている。

 ナポリは昨季までマウリツィオ・サッリ氏が率いており、ユベントスとシーズン終了直前まで熾烈(しれつ)なスクデット争いを展開していた。

 ただ昨季終了後にナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は監督交代を決断。昨季途中にバイエルン・ミュンヘン指揮官の座を解かれフリーとなっていたアンチェロッティ氏の招へいに成功している。

 同氏はここまで数多くの選手を先発起用しており、リーグ戦では首位ユベントスに勝ち点6差の3位につけているほか、チャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマンやリバプールと同居しているグループステージで健闘している。

 マラドーナ氏の息子は「父親はアンチェロッティのナポリ監督就任を幸せに感じているし、クラブの新しいプロジェクトに自信がある」と語っている。

 ただその一方で「我々みんなが望んでいるように、そろそろタイトルを獲得する時期だ」ともコメントを残しており、アンチェロッティ監督の手腕に対する期待感をあらわにしているようだ。