セリエA ローマ

ローマ、今夏残留のエル・シャーラウィと2022年までの契約延長視野に

 ローマはFWステファン・エル・シャーラウィとの新契約締結を視野に入れているようだ。現地時間29日、イタリアメディア『Tuttomercatoweb』がこれを伝えている。

 エル・シャーラウィは昨季、公式戦での先発出場試合数が30でありながらも熾烈(しれつ)なポジション争いを強いられていた。また今夏にはトリノをはじめとするイタリア国内の複数クラブが同選手の獲得に興味を示していたことから、クラブ退団の可能性が伝えられていたものの残留している。

 エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督のもとで今季はここまで公式戦9試合で先発メンバーに名を連ねているエル・シャーラウィは2020年6月末で現行契約が満了を迎える。

 そのためローマ首脳陣はまだ契約延長に向けた交渉を開始していないものの、今年度中には選手サイドがテーブルに着く可能性が高いようだ。なおローマは今回の交渉で2022年までの契約延長でオファーを準備しているものとみられる。

 ジェノアでトップデビューを果たしたエル・シャーラウィは一時期は負傷に悩まされ、伸び悩む時期もあったが、ローマへ完全移籍を果たした2016年以降は本来のパフォーマンスを取り戻しつつある。同選手のキャリアはどうやら今後もローマで続くこととなりそうだ。