チャンピオンズリーグ

CL走行距離ランキングトップ10。一番のハードワーカーは誰?

日本時間24日の早朝に行われる、UEFAチャンピオンズリーググループステージ第3戦。この試合の結果次第でそろそろ決勝トーナメントに勝ち抜けるクラブや、グループステージ敗退するクラブが見えてくる。資金面を考えても何としても勝ち残りたいCLでは、リーグ戦以上のモチベーションを持って臨むクラブが多数派だけに、ミッドウィークの試合ながらインテンシティの高い試合が多く、選手たちもハードワークをいとわない。

そこで今回は、ここまでの走行距離ランキングトップ10を紹介。ワンツーフィニッシュを達成したのはあのクラブの中盤コンビ。


10位:ヨシュア・キミッヒ

所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
走行距離:23,126㎞

バイエルンで不可欠な存在に成長したキミッヒが10位にランクイン。MFからサイドバックにコンバートされたため、自身のスキルセットを活かしてビルドアップの際はパスの出どころとしても重要な役割を担っている。


9位:ヨリト・ヘンドリクス

所属クラブ:PSVアイントホーフェン
走行距離:23,154㎞

バルセロナ、インテル、トッテナム・ホットスパーと同組に入り、クラブは2連敗。しかしその中でも若いヘンドリクスは気を吐いている。オランダ代表MFはこの大会をステップアップの場にできるだろうか。


8位:ゴラン・チャウシッチ

所属クラブ:レッドスター・ベオグラード(ツルベナ・ズベズダ)
走行距離:23,189㎞

ナポリと引き分け、今シーズン屈指の「死の組」で存在感を示しているレッドスター。その中盤を支えるチャウシッチは、トルコのエスキシェヒルスポルやスペインのオサスナなどでもプレー経験を持つ選手。レッドスターは今節戦うリバプールから勝ち点奪取を目指す。


7位:ハンス・ファナケン

所属クラブ:クラブ・ブルッヘ
走行距離:23,320㎞

ドルトムントとアトレティコ・マドリードの2強が際立つぐグループAで、クラブ・ブルッヘはモナコとともに2連敗中。攻撃面でカギを握ぎるファナケンの活躍はUEFAヨーロッパリーグへ進むためには必要だ。


6位:ルード・フォルメル

所属クラブ:クラブ・ブルッヘ
走行距離:23,380㎞

頼れるキャプテンがファナケンとともにトップ10入り。2014年からクラブ・ブルッヘに所属するオランダ人は、チームの精神的支柱でもある。


5位:イバン・オブリャコフ

所属クラブ:CSKAモスクワ
走行距離:23,455㎞

西村拓真の同僚で、ロシアの期待の星でもある20歳のオブリャコフ。左サイドを主戦場にレアル・マドリードを下した試合でも活躍した。


4位:コケ

所属クラブ:アトレティコ・マドリード
走行距離:23,966㎞

ディエゴ・シメオネ監督のサッカーを体現する選手のひとりである、スペイン代表MFのコケ。技術的に非常に優れたものを持っているにも関わらず、汗かき役もいとわず、守備でのスプリントを90分通してさぼらない。


3位:ドゥシャン・タディッチ

所属クラブ:アヤックス
走行距離:23,970㎞

昨シーズンまで吉田麻也の同僚としてサウサンプトンでプレーしていたセルビア人は、今季からアヤックスに活躍の舞台を移した。CLではバイエルンと引き分け現在グループ首位に立っている。その原動力のひとつが彼の存在と言えるだろう。


2位:マティアス・ベシーノ

所属クラブ:インテル
走行距離:24,473㎞

ウルグアイ代表のMFは同国人らしい粘り強い守備と、的確なポジショニングでルチアーノ・スパレッティ監督のチームに安定感をもたらしている。トッテナム戦では劇的な決勝点でチームに勝ち点3をもたらした。


1位:マルセロ・ブロゾビッチ

所属クラブ:インテル
走行距離:25,132㎞

1位に輝いたのは、クロアチア代表としてワールドカップ準決勝にも貢献したブロゾビッチ。決して派手なプレーはないものの、攻撃面ではパスの出どころとして常にボールを受けてははたき、ポジション修正を怠らない。守備でもベシーノとともに堅い中盤ラインを築き、バイタルエリアを封鎖する、まさにチームの要だ。