ジェノアはまたもやナポリからのポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク獲得オファーを拒否しているようだ。現地時間21日、イタリアメディア『Rai Sport』がこれを伝えている。
今夏にポーランド1部のKSクラコヴィアから加入したピョンテクは、8月中旬に行われたコッパ・イタリア3回戦のレッチェ戦で4ゴールを叩き出し周囲を驚かせると、開幕戦(ジェノアは第2節・エンポリ戦が開幕戦に)からリーグ戦7試合連続でネットを揺らしていた。ただその連続ゴール記録は現地時間20日に行われたセリエA第9節・ユベントス戦でストップしている。
それでも現在9ゴールとセリエA得点ランキング首位に立っている同選手を巡っては、ユベントス、ボルシア・ドルトムント、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、チェルシー、アトレティコ・マドリードなど早くも数多くのビッグクラブによる争奪戦の様相を呈している。
その中、2500万ユーロ(約32億円)のオファーを断られていたナポリが動きを見せていた模様。同クラブのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長と会談の場を持ち、3500万ユーロ(約45億円)に増額した上で再度オファーを提示したようだ。
しかしジェノア側はこのオファーも却下。改めて5000万ユーロ(約65億円)以下のオファーに関しては耳を貸さない姿勢を示しているものとみられる。
なおジェノアは今シーズンいっぱいはピョンテクをチームにとどまられる意向を示しているものの、複数のメディアは今冬の移籍市場における他クラブの動き次第では放出に応じる可能性があると報じているようだ。
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