元イタリア代表のFWアントニオ・カッサーノがセリエC(イタリア3部)のビルトゥス・エンテッラのフレンドリーマッチに出場したようだ。現地時間10日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』がこれを伝えている。
カッサーノは2017年1月に当時所属していたサンプドリアと契約解除で合意。さらに昨夏にはエラス・ベローナからの獲得オファーを受け取り1年間の契約を結んだものの、わずか1週間後にクラブとの契約を解除し、現役引退を宣言していた。
ピッチ上でのトレーニングや試合から遠ざかっていた同選手ではあるが、今夏に現役復帰をほのめかすコメントを残すと、現地時間6日にビルトゥス・エンテッラが同選手のトレーニング参加を認めることを公式発表に至っている。
カッサーノは今週はじめから順調にトレーニングをこなすと、地元のクラブチームとのフレンドリーマッチに出場。20分間のみのプレーであったにも関わらず3アシストをマークするなど、周囲に格の違いを見せつけている。
まだビルトゥス・エンテッラとは正式な契約を結んでいないカッサーノではあるが、この一戦において首脳陣からの評価が上がった可能性が高い。ただ同選手は現役復帰という夢の実現までハードワークを続けてほしいものだ。
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